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2014.10.15 Wednesday

弊社会長 布村からの御挨拶

何時もNmodeをご支援下さって、誠に有難う御座います。
この度の新製品についてご説明させて頂きます。
 
X-PM7の詳しい内容は「ハイエンドショー東京2014」での発表となります。
皆さんが一番気になっている出力ですが、今回は25W(4Ω)×2です。
 
今のNmodeに、某メーカー時代の様な100W級のハイパワーな1bitDSD)アンプを作る技術はありません。
現在高出力の1bitDSD)アンプを作る目処は立ちつつありますが、目指す完成度の商品を作るのにはまだ一年以上はかかるでしょう。
 
1bitアンプは、SACDと同じ原理を用いたDSD信号を増幅したアンプです。
現在でもほとんどのデジタルアンプがPWM方式の中、唯一無二DSDの(PDM)アンプといえます。
しかし1bitアンプは、そのサンプリングの高さ(X-PW1でも5.6Mhz)から出力を得るために想像以上のノイズ処理と電源が必要になります。通常のデジタルアンプは、数十W得るのにもそのスイッチング周波数がそれほど高くは無いため、ノイズ処理を含め比較的小さな電源でも高出力が得られます。
Nmodeでも最初のアンプX-PM1ではPWM方式を採用しています。
比較的高出力も得やすく、技術的にもPWM方式は確立されつつ有りましたし、オーディオ的に見ても性能は十分な物と思われました。現在PWMのハイサンプリングなICでも2Mhz位でしょうし、拘らなければ十分な性能です。
 
しかし、私は1bitアンプ(DSDアンプ)に拘ります。
1bitアンプ(DSDアンプ)は、サンプリング周波数と出力に比例して瞬間的な電流を要求します。
これはほぼ出力に対して瞬間で、ほぼ100%近くの電流供給を要求します。
ロスになる部分はほんの一部です。2%から5%程度が熱として放出されます。
今回のアンプを作る為に、色々な実験を繰り返して来ました。
過去の高出力1bitアンプは高出力を得るためにスイッチング電源を使用していました。
効率よく高出力なパワーが得られるのですが、サンプリングの高さ故にノイズ等の色々問題を抱えていました。
X-PM22F10では、計算上必要と思われる電源を載せていました。
我々は、電源について気が付いていながら、ある意味気が付いていませんでした。
今回のアンプでもスイッチング電源や従来のX-PMシリーズの手法を使う事は可能でした。
しかしながら1bit(DSD)アンプは出力に関係なく、リニアな音量に対して瞬間的な電流パワーを要求します。

これは、アナログアンプで言うAクラスアンプと同じ瞬間電流能力を電源に要求するものです。
1bitDSD)アンプは省エネのアンプでありながら、100%のパフォーマンスを発揮するのに瞬間的なピークパワーに対応する電源容量が必要だったのです。
ロスの無い瞬間的な電流を供給するだけの電源が必要なので、25Wとは言えピークパワーに対応するため大型の電源が必要となりました。デジタルアンプのAクラスアンプと言えるでしょう。
 
今回のX-PM7では、現在当社が作れる出力でアナログのトランス電源に拘って設計をしています。
出力こそ25W)と大きくはありませんが、従来のモデルX-PM10X-PM2Fの約4〜5の電源容量を有しています。
センターにコントロールプリ部を配置し、左右独立モノコンストラクション、左右大型電源(2トランス)とモノラル構成、デジタルアンプの中では唯一と言って良いフルバランス構成にもなっています。
たった25Wされど25W、この範囲の中では、ただ出力のあるだけの100W200Wのアンプにも駆動力で劣ることはありません。
尚、来年度にはこの上の機種を発売予定で、日夜開発に取り組んでいます
 
「ハイエンドショー東京2014」で、この新型アンプのパフォーマンスを是非、お聴きください。
 
X-PM7
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